2008年03月11日
腰椎椎間板ヘルニア
今日は、腰椎椎間板ヘルニアについて説明させてもらいます。
皆さんは、ヘルニアになると一生治らないと思っていませんか?
そんなことはありません。
ヘルニアは必ず治るものなのです。
ヘルニアとは<飛び出す>という意味であり、腰椎のヘルニアは髄核が飛び出しそれが神経を圧迫してしまう事で足に痛みやしびれが走ってしまうのです。
まず、神経を圧迫してます髄核について説明します。髄核は五個ある腰の骨である腰椎の骨と骨の間にあり腰椎にかかる負担をやわらげるクッションの働きをする椎間板の中にあります。椎間板には水分がたくさん含んでありゼリー状の髄核とそれをとり巻く軟骨組織から出来てます。
体を動かす時は必ず背骨や腰を使うので、椎間板はいつも酷使されています。 そのため、酷使されている椎間板から髄核が押し出されて、その髄核が神経を圧迫してしまいます。
ヘルニアは高齢者よりも20〜40歳くらいの男性に多いでしょう。
ヘルニアでは右か左どちらかの足に痛みかしびれが出ます、それは髄核がどの神経を圧迫するかにより異なり全員が同じ場所が痛む訳ではありません。中には腰痛がないやつもあります。
椎間板ヘルニアの場合は寝ている時は痛みが楽になります。なぜなら寝る姿勢は椎間板が圧迫されないため、髄核は飛び出しません、反対に起きたりして腰に負担がかかれば痛みはひどくなります。
治療としての手術ではラブ方という髄核を切除する手術や針を刺し髄核を吸引したり、レーザー治療、キモパパイン注入療法で椎間板を溶解するなど色々あります。
しかし大半は保存療法が多いです。
まず、炎症をひかせるようにアイシング等を行い。
筋肉の緊張を取り除く為に筋肉をほぐします。
そして、関節をひろげるような手技を行い髄核が飛び出しにくいような形にしていきます。
腰椎椎間板ヘルニアは最初にも言ったように治る疾患で5年や10年も長く続くことはないとおもいます。
しかし、ほったらかしにはしないでください!!
痛くて動けない間は無理せずに家で安静にしていて動けるようになってからでもいいので必ず治療を受けに行ったほうがいいでしょう。
皆さんは、ヘルニアになると一生治らないと思っていませんか?
そんなことはありません。
ヘルニアは必ず治るものなのです。
ヘルニアとは<飛び出す>という意味であり、腰椎のヘルニアは髄核が飛び出しそれが神経を圧迫してしまう事で足に痛みやしびれが走ってしまうのです。
まず、神経を圧迫してます髄核について説明します。髄核は五個ある腰の骨である腰椎の骨と骨の間にあり腰椎にかかる負担をやわらげるクッションの働きをする椎間板の中にあります。椎間板には水分がたくさん含んでありゼリー状の髄核とそれをとり巻く軟骨組織から出来てます。
体を動かす時は必ず背骨や腰を使うので、椎間板はいつも酷使されています。 そのため、酷使されている椎間板から髄核が押し出されて、その髄核が神経を圧迫してしまいます。
ヘルニアは高齢者よりも20〜40歳くらいの男性に多いでしょう。
ヘルニアでは右か左どちらかの足に痛みかしびれが出ます、それは髄核がどの神経を圧迫するかにより異なり全員が同じ場所が痛む訳ではありません。中には腰痛がないやつもあります。
椎間板ヘルニアの場合は寝ている時は痛みが楽になります。なぜなら寝る姿勢は椎間板が圧迫されないため、髄核は飛び出しません、反対に起きたりして腰に負担がかかれば痛みはひどくなります。
治療としての手術ではラブ方という髄核を切除する手術や針を刺し髄核を吸引したり、レーザー治療、キモパパイン注入療法で椎間板を溶解するなど色々あります。
しかし大半は保存療法が多いです。
まず、炎症をひかせるようにアイシング等を行い。
筋肉の緊張を取り除く為に筋肉をほぐします。
そして、関節をひろげるような手技を行い髄核が飛び出しにくいような形にしていきます。
腰椎椎間板ヘルニアは最初にも言ったように治る疾患で5年や10年も長く続くことはないとおもいます。
しかし、ほったらかしにはしないでください!!
痛くて動けない間は無理せずに家で安静にしていて動けるようになってからでもいいので必ず治療を受けに行ったほうがいいでしょう。
Posted by 研修医 at 01:32│Comments(2)
この記事へのトラックバック
どうも最近、腰がヤバイ模様…(-_-;)ヘルニアが出てきつつあります…あんまりムリしないで、コルセットつけとうこうかな…と思っています。研修医さんとこで、ヘルニアなどについて、詳...
新たな美味しさ!【女職人への道】at 2008年03月21日 20:52
この記事へのコメント
私はヘルニアなんですけど、時々症状が出て、歩きづらくなったりします。私が行った病院では暖めたらだめ!冷やしなさい!と言われましたが…そうなんですか?仕事が立ち仕事なので、なかなか直すのは難しいですけど、症状がない時に腹筋などして筋肉をつけるようにとも言われています。とにかくは、相性の良い先生を見つけるのが一番かと思いますね(=^・・^=)
Posted by てふてふ at 2008年03月11日 20:08
てふてふさんへ
冷やした方が僕もいいと思いますよ。仕事が終わったあとなど腰に負担をかけた後は特にそうした方がいいですよ。ヘルニアの時は腰の関節に炎症が出ていますからね。炎症と言うのは、鋭い痛み、腫れ、赤みが出て、機能障害、そして熱感という症状がでているものを言います。つまり熱を持っている状態です。その時は暖めるとよりひどくなりますのでアイスノンなどでもいいので冷やしてあげてくださいね。
腹筋を鍛える事も大切ですよ、、背中が丸い姿勢を取るだけでも腰には辛いでしょう。腹筋は正しい姿勢を取る時に重要な役割をしますので。しかし、本当に腰の痛みが無いときだけにしてくださいね。
忙しくても、行ける時にはこまめに病院に行った方がいいですよ。
やっぱりしっかりと説明してくれて自分に合った先生が一番いいですよね(^.^)
冷やした方が僕もいいと思いますよ。仕事が終わったあとなど腰に負担をかけた後は特にそうした方がいいですよ。ヘルニアの時は腰の関節に炎症が出ていますからね。炎症と言うのは、鋭い痛み、腫れ、赤みが出て、機能障害、そして熱感という症状がでているものを言います。つまり熱を持っている状態です。その時は暖めるとよりひどくなりますのでアイスノンなどでもいいので冷やしてあげてくださいね。
腹筋を鍛える事も大切ですよ、、背中が丸い姿勢を取るだけでも腰には辛いでしょう。腹筋は正しい姿勢を取る時に重要な役割をしますので。しかし、本当に腰の痛みが無いときだけにしてくださいね。
忙しくても、行ける時にはこまめに病院に行った方がいいですよ。
やっぱりしっかりと説明してくれて自分に合った先生が一番いいですよね(^.^)
Posted by 研修医 at 2008年03月11日 23:46